AI研修は「スタート地点」にすぎません
最近、多くの企業で
「AI活用研修」
「ChatGPT講座」
が行われるようになりました。
私自身も、今年はご縁をいただき
百貨店や自動車販売店の職員の皆さま向けに
AI活用の講座を担当しました。
講座中は皆さんとても熱心で、
「これは便利そうだ」
「仕事が楽になりそうだ」
という声も多く聞かれました。
ただ、講座が終わったあと、
ふと気になったことがあります。
研修のあと、AIは「使われ続けているだろうか?」
- 日々の業務で実際に使われているのか
- 最初は触ったけれど、今は使わなくなっていないか
- 使おうとして、どこかで止まってしまっていないか
これは、決して特定の企業や個人の問題ではありません。
実際、AIに限らず
- 新しいシステム
- 新しいツール
- 新しい業務ルール
は、導入しただけで定着しないことがとても多いのです。
「分かる」と「使える」の間には大きな溝があります
研修で理解できても、
- 自分の業務にどう当てはめるか分からない
- 忙しくて試す時間がない
- 失敗したらどうしようと不安になる
こうした理由で、
AIは次第に「使わないツール」になってしまいます。
これは、現場の努力不足ではありません。
フォローや伴走がないことが原因である場合がほとんどです。
私が大切にしているのは「現場で使えるかどうか」
私は
「最新のAI技術を紹介すること」
よりも、
- この仕事が、どれだけ楽になるか
- この作業時間が、どれくらい短くなるか
- この文章作成が、どれほど簡単になるか
といった 現場の変化を重視しています。
専門用語はできるだけ使わず、
「今の業務に、そのまま使える形」に落とし込む。
それを一緒に考えることが、私の役割だと思っています。
AIは魔法ではありません。でも、味方にはなります
AIは入れた瞬間に何でも解決してくれる魔法ではありません。
けれど、正しく使えば
- 考える時間を減らす
- 書く負担を減らす
- 確認作業を減らす
といった形で、
確実に仕事を助けてくれる存在になります。
そのためには、
「教えて終わり」ではなく
「使えるようになるまでの少しの伴走」
がとても大切だと感じています。
最後に
もし、
- AI研修は受けたが、現場で定着しているか分からない
- 使ってみたものの、うまく活用できていない
- 自社の業務に合った使い方を整理したい
そんな思いがあれば、
まずは状況を整理するところからお手伝いできればと思います。
無理に導入を進めることはありません。
「使えるかどうか」を一緒に考えることから始めています。